「おい!!
早速入ろーぜ~!!」


神崎さんが興奮した様子で言う。


「はい、そうしましょうか。」


神崎さんが一番!とでも言うように勢い良く入っていった。


私も中に足を踏み入れる。


『わ~~~~!!』


中は洋風で広々とした空間だった。


そして中央部分が7階まで吹き抜けになっていて、遥か向こうの天井に大きなシャンデリアが見える。


「まずは自己紹介でもしませんか?」


その萌乃の言葉で自己紹介する事になった。