side 翔



「次、青崎。」


とうとう俺に順番が回って来た。


香崎、湊と最上級を出している。

俺も最上級を出したいところだ。


神級を出したいと言いたいところだが、神級は初~最上級と違って全ての使い魔を治める四神しかいない。


そして四神が使い魔に召喚されたなどという例は聞いたことがない。


「神の力よ 我に力を与えよ ラピスラズリ!!」


俺は白い光に包まれた。


よかった、最上級だ。


俺の前に現れたのは白龍。


「私は白龍のノアといいます。」


礼儀正しそうな白龍だ。

女だけど気に入った。


「俺は翔だ。これからよろしく。」


「はい。」


こうして俺の使い魔が決まった。