◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「香……これからどうする?」
ファル達の軍が戦後の処理に追われる中、香とシオンはサーガル川を見下ろす小高い丘にある岩に腰を下ろした。
シオンは少し笑って続けた。
「香はもう『守護する者』じゃないんだから、私に遠慮しちゃダメだからね」
「ここに、残るの?」
香の問いにシオンは頷いた。
「もう、何も知らなかった頃には戻れない気がして……」
遠くを見つめるシオンの瞳が七色に輝いて、香はその美しさに眼を細めた。
「それに私、気付いたの。力の使い方に。
『七色の瞳の乙女』は、血と涙だけじゃないってことに」
確信は無かったけれど、シオンには薄々分かっていた。
「香……これからどうする?」
ファル達の軍が戦後の処理に追われる中、香とシオンはサーガル川を見下ろす小高い丘にある岩に腰を下ろした。
シオンは少し笑って続けた。
「香はもう『守護する者』じゃないんだから、私に遠慮しちゃダメだからね」
「ここに、残るの?」
香の問いにシオンは頷いた。
「もう、何も知らなかった頃には戻れない気がして……」
遠くを見つめるシオンの瞳が七色に輝いて、香はその美しさに眼を細めた。
「それに私、気付いたの。力の使い方に。
『七色の瞳の乙女』は、血と涙だけじゃないってことに」
確信は無かったけれど、シオンには薄々分かっていた。