アジュールは大きく頷いた。
「アーテス帝国へ」
アーテス帝国とは、白金族人間の国である。
この大陸の中央には、白金族人間のアーテス帝国と、黄金族人間の住む国、リーリアス帝国の二つの国が南北に分かれて位置していて、二国を囲むように複数の小国が存在している。
アジュールは続けた。
「今夜のうちに軍事会議を開き、王子にこの旨を伝え、詰めた話を」
「ああ、そうだな」
ダグダは玉座から立ち上がると、刃付きのこん棒を右手で握り締めた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
軍事会議はその夜開かれた。
王ダグダとその側近、王子ファル、アルゴ、マーカス、そして特別に、香が呼ばれた。
「アーテス帝国へ」
アーテス帝国とは、白金族人間の国である。
この大陸の中央には、白金族人間のアーテス帝国と、黄金族人間の住む国、リーリアス帝国の二つの国が南北に分かれて位置していて、二国を囲むように複数の小国が存在している。
アジュールは続けた。
「今夜のうちに軍事会議を開き、王子にこの旨を伝え、詰めた話を」
「ああ、そうだな」
ダグダは玉座から立ち上がると、刃付きのこん棒を右手で握り締めた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
軍事会議はその夜開かれた。
王ダグダとその側近、王子ファル、アルゴ、マーカス、そして特別に、香が呼ばれた。