「な、なに? ちょっと…離してよ! 先生が好きなんだったら そっち行けばいーでしょ!」 「うるせー あいつとは、ただの幼なじみだよ」 「嘘ばっか 昨日、楽しそうに話してたじゃない」 「お前… どこまで見てたんだよ」 「どこだっていーでしょ! 聞こえちゃっただけよ! からかうだけなら 最初っから付き合ってほしくなかった」 「あーそーかよ。 悪かったな、振り回して」