俺はサボることはできなかったが
休み時間はどうしても茉奈に会いたくて
保健室に通っていた







「また来たの〜?」





「なんだよ。
お前が来いって言ったんだろ」







「そうだけど〜
彼女さんはいいの?
お昼とか一緒に食べてあげないと〜
他の男の子に取られちゃっても
しらな…「うるせーな。
俺が誰となにしようが俺の勝手だろ
って言うか、お前といたいんだよ」



「な、なんで…」





「……にーちゃんに頼まれたんだよ
茉奈が無理しないようにって」