「だから、私が3人いると思えばいいの」
「お前みたいのが3人いたら、地球破滅だよ。どんだけ破壊力持ってんだよ」
「だから、性格は違うってば」
「世の中、うまくできてんな」
ふむ、と森村くんは腕組みをして頷く。
「3人とも、女学院なの?」
好奇心冷めやらぬ、といった感じで大地は尋ねてくる。
「そう。クラスは違うけどね」
「なんでまた、同じ学校」
「母親が、うちの学校出てんのよ。自由な校風で伸び伸びできるからって、入れられた」
「玖生が女子高って、ミスマッチだよな」
「だって推薦だったから。試験受けなくていい、受験勉強しなくていいってんだから、そりゃ諸手挙げて入りたいって言ったわよ。当時はね」
私はもう一度、パイをぱくり。
2口で食べ終えた。
「お前みたいのが3人いたら、地球破滅だよ。どんだけ破壊力持ってんだよ」
「だから、性格は違うってば」
「世の中、うまくできてんな」
ふむ、と森村くんは腕組みをして頷く。
「3人とも、女学院なの?」
好奇心冷めやらぬ、といった感じで大地は尋ねてくる。
「そう。クラスは違うけどね」
「なんでまた、同じ学校」
「母親が、うちの学校出てんのよ。自由な校風で伸び伸びできるからって、入れられた」
「玖生が女子高って、ミスマッチだよな」
「だって推薦だったから。試験受けなくていい、受験勉強しなくていいってんだから、そりゃ諸手挙げて入りたいって言ったわよ。当時はね」
私はもう一度、パイをぱくり。
2口で食べ終えた。