小説家―食べて吐いてた頃からずっと―のレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
2015/05/18 02:17
投稿者: 和泉りん さん
涙が止まりませんでした。

中学の蒼がどこか自分と似ていて、ついつい重ねて読んでしまいました。 自分もそれなりに辛い小中学時代を送ってきたので、読んでいて涙が止まりませんでした。 でも自分は高校からやり直せたので、今思えばどれだけ恵まれていただろう、と実感しています。 よく見える人ほど生きにくい。 自分の嫌なところ、愚かなところ、そういうものって見ないようにすれば楽なのに、見えてしまうと何より苦しい。 生きていれば人を嫌ったり人に嫌われたり、そうやって辛い思いをすることっていっぱいあるけど、 一番不幸なことってきっと、自分自身を嫌ってしまうことなんだと、 この作品を読んで思いました。 自分の過去のこと、今のこと、これからのことを考えさせられる作品でした。 出会えて本当によかったです。ありがとうございました。

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★★★★★
2015/03/19 15:44
投稿者: ぴろ(瀬崎) さん
ネタバレ
友人と重なり切なかったです(/_;)

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★★★★★
2015/03/07 15:51
投稿者: 山下あやとり さん
壮絶でした

読み終わったあと、言葉が出ませんでした。 繊細な心の持ち主だからこそ、生きづらかったのだろう作者の過去が、赤裸々に綴られています。 軽々しい言葉では語れない作品だったので、読み終わってすぐにはレビューを書けませんでした。 いじめや摂食障害で悩んでいる方に、是非読んでほしいと思います。

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★★★★★
2015/02/07 22:53
投稿者: 天狐. さん
ありがとうございます

話を必至に読んでいました。 私自身、思春期でクラスにいじめもあり、私の友達がされています。 でも、私も止めることができなかった。そんな自分に泣いたこともあります。 自分がヒドク傷付くと自分の手をカッターで切る時もあります。 でも、いくら辛くても、この先にある幸せを信じていきたいと思いました。 ありがとうございます

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★★★★★
2015/01/20 19:48
投稿者: 汐見 夏衛 さん
圧倒的。鋭い言葉が心を切り裂く。

とにかく、圧倒された、の一言。 青春時代を苦しみ抜いたある小説家の、正直すぎる告白。 極限まで綾を削ぎ落とした簡潔な言葉たちが、心に突き刺さる。 主人公の苦しみも痛みも悲しみも、ひどく客観的に描かれているのに、まるで自分のことのようなリアリティをもって感情が迫ってくる。 たった一つの傷から始まったトラウマが、こんなにも長い間、途切れることなく人を苦しめるのか、と青ざめるような思いがした。 読むと、痛い。とても苦しい。 でも、ぜひ読んでほしい。 青春のまっただなかにいる人にも、青春を終えた人にも。 深い自省の中から生み出された言葉たちを、ぜひ真正面から受け止めてほしい。 『私が生きる理由は、小説を書くため』という一文が重い。 書くことで命を繋いでいる小説家の吐き出した言葉たち。だからこんなにも心を切り裂くんだ。

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★★★★★
2015/01/16 17:16
投稿者: みぅむ さん
元気をもらえた

現在私は部活のことでひどく悩み 体調を崩していますが これを読んでまた新しい自分をスタートしたいと思いましたし、元気をもらえました これからの人生を楽しみたいと思います

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