*二時間目*数学

大河:(やったぜ!ふっふっふっ…数学とは俺がズバぬけて得意な教科だ!!)

その一方流那は…

流那:(ヤ・ヤバイ…。数学は一番苦手なのに…。大河にバカにされる~!!)

ガラっ ドアが開いた。みんなの視線がドアにそそがれる。

先生:はい、ごぅれい~。

学級委員:起立…。れぃ…。

生徒:お願いしまぁぁす☆☆

数学の先生とはおばけのような先生だ。

大河《なぁ!流那、俺たちのクラスの3-Aの学級委員ってさ、先生によってテンションの上下がすごいとおもわねぇか?》

流那:《まっ、まぁね~…そう思わないこともないけど…》

先生:大河く~ん…、流那さ~ん・・・何をコソコソと話してるんですかぁ~…?

大河・流那:すぃませぇん・・・。

流那《大河が話しかけてきたせいで、怒られちゃったじゃないの!!》

大河:《俺のせいじゃねぇよ!!流那の声がでかかったんじゃないのかよ!!》

先生:大河く~ん・・・流那さ~ん・・・。いいかげんにしろ!!

大河:(ヤベっ!!あの数学の先生キレるとキャラ変わるんだよな・・・)

先生:二人は放課後残って視聴覚室掃除やで!!逃げたらどないなるか分かっとるやろな!?ぁあ!?

流那:すいません!!絶対にサボりませんから!!

先生:なら、別にいいんですよぉ~・・・。絶対にサボらないようにして下さ~い・・・。

大河:(なんなんだこの先公は?)はーい!了解っスよ☆先生!!

大河のズバぬけて得意な数学はあっけなく終わってしまった・・・。

そして、普通に3、4時間と時間はすぎていった。


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この時あたしは、大河のことを好きになるなんて、思ってもみなかったよ。口ゲンカもあたしにとってすごく楽しかったな・・・