だけど、心では――?




『俺は好き』




なによ。なによなによ。



しかもオネエ言葉じゃなかった。



あんな優しそうに笑う先輩。



だれがどうみても、麗子さんのことが――



「あー・・・涙腺、緩すぎ」



自覚した恋心。






おっせーよ、バカ。