「・・・結、菜ちゃ・・・」
「ご、ごめんなさ」
驚いた顔の先輩が一瞬視界に入る。
すぐに目をそらそうと顔をうつむかせると、滴が飛んだ。
「なんで泣いて・・・「泣いてないっ!!!!」」
泣いてないよ、泣いてないから。
お願いだから、もう。
「こっち来ないで・・・!」
「え、」
「ごめんなさい、麗子さんとっ、っう」
なんでこんな、こんなに、
苦しいんだろう。
「会話、邪魔して、ごめっ、ごめんなさ」
もう・・・手遅れかもね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…