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「ふう。疲れた・・・」
「あら、こんぐらいで根をあげちゃう甘ちゃんなのね」
「先輩何もしてないじゃないですか」
「何言ってんの先輩として、いえ、グループリーダーとしてあなたをずっと見てたわよ」
「言ってることさりげなくキモいです」
「うるせーわよ。・・・まあでも」
大きな手が私の頭を数回優しく叩いた。
「見事な営業」
「・・・当然ですよ」
「あら照れちゃって」
かーわいい。なんて言って先輩は鞄からスマホを取り出した。
真っ白で飾りっ気がないスマホをみて、意外に驚いた。
「デコってるのかと思いました」
「面倒くさい」
「はあ。」
「・・・よし、メール送ったから少し休憩しましょ」
「・・・わかりました」
「書類鞄から出さないようにね「余計なお世話です」」
やっぱり、謎だ。