「麗花、奏多と南斗は?」
「えっと…そこかな」
麗花は少し戸惑いながら、指をさす。
私は、その方向を見ると
南斗と奏多が腹を抱えながら、笑っている。
「南斗…奏多……。なに、笑ってんのかな??」
南斗と奏多がやばいという顔をする。
「えっと、美優の素晴らしさを体で受け止めてた」
「おい、南斗!それは、失礼だぞ?美優の会心的な行動と言うんだ!あれは、もう、美優以外にはできない行動だ!」
「南斗のバカ!!私をバカにしてるの??それに奏多!さらにバカっ。フォローするなら、ちゃんとしてよ!中途半端なフォローは痛いから」
「「怒るところ、そこかよ」」
南斗と奏多は、また大爆笑。
麗花も苦笑い。