そのあと、南斗と家に帰ったけど、なにも覚えていない。 ただ、胸のドキドキと手から感じた体温だけが残っていた。 温かくて、優しくて、とても幸せな気持ちになる。 知りたいような、知りたくないような、不思議な気持ちだった。