それから私は、さらに勉強に力を入れた




 そのおかげか、センター試験では8割を超え、センター利用で見事に志望校に合格した



 合格した私と恵莉は卒業まで遊び続けた



  「恵莉、離れるの淋しいね…」


  「って、4つしか駅離れてないよ」


  「だけど…」


  「それに、真希には徳永もいるでしょ!」


  「…うん」


  「なら大丈夫。あと少し、真希のためにも徳永のためにも、がんばるんだよ」


  「ありがと」


 恵莉がいてくれて本当によかった