「う。うん」
佐藤くんは一瞬悲しげな顔をした。

無理してるようにみえたかな。。。
。。。
授業を受けたが、
やはり最後まで遠藤さんも
まさとも来なかった。
。。。

何も考えずぼーっとしていたら、
あっという間に授業が終わった。

「えっと。。飯田さん。。あの。。
化学室に来てください」

キモたんの呼び出しを受けたので、
佐藤くんには先に帰って貰った。。

ガラガラ。。
化学準備室に入ると、
キモたんがコーヒーを入れていた。

「キモたんごめん。サボってて」

「サボったと公言するな。」

「素直でいいじゃん」

「で、何があった?」

「何もなーい!平気」

「平気じゃなさそうだから聞いてんだ」

「。。。」

「ばーか!」

「ばかだもん。」

「滝口?遠藤か?」

「。。」

「あたりだな。。
あいつらなんで来ないのかと思ったら
なんかあったのか。。。」