「矢野くん、小林さんまたね!!」

「飯田さん、佐藤くん!
夏休み中何回か会えたら会おうー!
花火大会もあるし、みんなで行こう!」

「うん行く行く!」

「じゃあねバイバイ!」

二人と別れ、
佐藤くんと電車に乗った。

「ねぇ佐藤くん。
私まさとに嫌われたのかな?」

あっ。。つい聞いてしまった。。
まずい。。
「あっごめん変なこと聞いて。。」

「なんかあったの?」

「。。あは。。別になんもないんだけど、
なんとなく避けられてるような
気がして。。。」

。。、

「まさとはそんなことするような奴じゃない。
なんか理由があんのかも。。
なんか確かに最近おかしい気はしてる。。
元気ないような。。。、」

「だよね?。。。
よかったー私だけじゃなくて。
そう感じてるの。。。」

「わかった俺から聞いてみるよ。
なっ!だから元気だせって。なっ!?」

「うんありがと!」
。。。
佐藤くんやさしー。
「あっじゃあまたあしたね」
佐藤くんが電車から降り、
私は一人で座席に座り、
窓の外を眺めると、
夕日で空がオレンジ色になっていた。

寂しいな