。。


「おいーこいつら汚ねえ。やっぱよー、
ママもパパもいないからな。
ばぁちゃんくせえんじゃねぇ?」

「兄弟揃って毛玉セーターとかまじきもい。
こっち来んなよ」

。。。

「ううう。えーんおにいちゃん。。」
「ゆい泣くな!もう行こう」

「おいこらーーー!!!このクソ馬鹿野郎!
よくわかんないけど、いじめんなー!
この!!!
えいっ!!!」

「うわっゆながきたー。このばあばあー。
うっセーんだよ!!どっか行きやがれ」

「ばあばあだとー!!同い年だしーーー!
おめぇがどっかいけー!」


「あの。。。ありがとう。。。
僕たち。。。」

「ねっ友達になろ!私ね、ゆな、
飯田ゆな。この公園の裏に住んでるんだ。
二人は近いの??」

「ゆなちゃん!!友達になってくれるの?」

「じゃあ友達ね!!
そのぬいぐるみなんていうの??」

「アルクマくん」

「かわいー!見せて見せて!!」

。。。

。。。


ん?手が。。暖かい。。
まさとと手をつないでいる?

そうか。またゆいの夢をみたんだ。
ゆいとゆうに出会った時のこと。
私が2人に声をかけた。
それがきっかけで仲良くなった。。。
私があの時声をかけてなかったら、
出会わなければ。。

ゆいもゆうも今とは
違う未来があって、
幸せだったのかもしれない。