「お前運動神経悪かったのかよ」

「いや。そんなこと無いと思ってたんだけど」

「まあー。ボーリングは運動神経っていうか
性格が出んのかもな」

はっ。
なんだそりゃ。。。

「ほらゆなって素直じゃないから」

「結構素直じゃない?」

いたっ!ほっぺをつねられた。。
「ほら教えてやっから来い」

「ほーい」
まさとは、私にあったボールの重さやら、
投げる時の立ち位置やら
いろいろ教えてくれた。

そして私の番。。。

えい!
かコーン、!!

2。。。
微妙です。。

「師匠ダメです。。。」

「ほら次もあるから、
次こっから立って、
さっきと同じように投げてみ?」

ほー。
言われた通りに投げた。。。
つもりが。。。

逆にそれる。。。

ガーター。。。

「師匠ーーー。だめです、申し訳ありません」

「飯田ちゃんどんまーい!」
「飯田さん!少し上手になったよ」

。。。うう。
グサリ

「ぶっ。ゆなにも不得意なものあんだな。」

その後もまさとにいろいろ教えて貰って、
結局一回目の練習では60。。。
でも少しはできるようになってきたかな。

練習では三位!
ビリじゃないし
意外といけるかもだ!
よし!アイス!
頑張るぞーおー!!

「ねぇ。まさと!少しはうまくなったよね?」

「最初やばかったもんな。」

「よし!私頑張るから」

「ああ。大丈夫。アイスたべれっから。
食いしん坊」

うっばれてた。。。
まさとが笑ってる。楽しいのかな?
最近この顔見てなかったな。

なんかほっとする