「やっほー…ってなにこれ…」


屋上についた杏奈達。
杏奈達の目の前にはありえない光景が広がっていた。


「優!ねえ!みんな!!」


屋上で輝夜達が怪我だらけの体で寝ていた。


「ねえ!優!!返事してよ!!」


杏奈が取り乱す中美春は震える体を支えていた。


「うっ…」
「結斗!?」

結斗の声に反応する杏奈。
杏奈はすかさず結斗に近づいた。


「に…げて…は、やく…」
「何言ってんの!!結斗!!」


ねえ、結斗!
皆を置いて逃げるなんてできないよ!!