「嫉妬してくれたんだ。なんか嬉しいな。」
「私はね、あの、「俺の為だったんだろ?」……え?」
「俺の為に毎日バイト頑張ってプレゼントを買ってくれたんだろ?
ありがとな。
でも……あのショッピングモールに一緒にいた男は誰?」
「手紙でわかっちゃったか。
あの男は……お兄ちゃんだよ?」
「……お兄ちゃん!?」
「うん。陸はお兄ちゃんに嫉妬したんだ〜」
「……恥ずかしー。お兄さんに嫉妬したとか……」
「ふふっさぁ!私たちの家に帰ろう?」
「そーだな。やりたいこといっぱいあるし……」
「やりたいこと?」
「すればわかる。」
陸と仲直り出来た。
私たちは手を繋いで家に帰った。