恥ずかしくなって離れようとしても、あいつの腕はびくともしない。




「は、放して…」



そう言ってみても、更に強く抱きしめられてしまう。



あいつも男なんだなー、なんて思う。



最初は照れていたものの、時間がたつにつれて慣れてきた。



数分が経ち、やっと離してくれたあいつ。