「そろそろ帰る?」 あいつに言われて初めて暗くなったことに気付く。 本当はまだまだ話したいけど、あいつに迷惑をかけるわけにはいかない。 「う、うん。帰ろっか。」 あたしはそう言って立ち上がる。 続けてあいつも立ち上がった。 あいつはもっと話したいとか思わないのかなー、なんて思ってしまう。