「ちょっときて。」

「のこちゃん!わかったー!」




トイレ前。



「あの、私あなたと付き合うつもり
ないので、これから一切関わらないで
下さい。 あと、私裕也の幼馴染なんで
一番なかいいので。」


「なんだそれ?俺たち付き合ってるじゃん。なのに裕也?ってやつ誰なんだよ。
邪魔すんな。」

「いや、あなたが邪魔なんですよ?」

ドン。

「痛っ。」

「はぁ?お前は俺の彼女なんだよ!
おとなしくしてろ。」

「おいお前。何してんだよ?」

「ゆ、うや。助けて。」

「誰だよ、テメェ。」

「あぁ?西島裕也。 のこの幼馴染
ですけど。」

「邪魔しないでくれるかな?」

「あなたが邪魔なんですけど?
これから俺たち家で一緒にごはん
食べるつもりなんで早く帰らないと」

「裕也!助けて!」

「はいどいてー。」

「っ。やんのかテメェ?」

「こいや。」

ドス。

「弱いな。」

「、、次は覚えてろよ。」

「裕也!ありがと!」

「いいえ。あいつ弱すぎっしょ。」

「そーだね。」

「だから言えって言ったのに。」

「ごめんなさい。」

「いや、無事でよかった。」