一也side
中原はまたもや走り去っていった。
正直、せっかくできた楽しみが一つ消えてしまうのは嫌だったけど
俺のせいで中原を縛ってしまっているのならば、やめようと思った。
「あ✨斎藤くんだ~」
「原田……。」
「明日からも、諦めないから!!!
斎藤君のことしつこく追い回すんだから!!!」
そう言って去っていった。
こんなにも俺のことを好きでいてくれるやつがいるのに、
中原じゃないと嫌だって思うんだ。
それくらい
俺はやっぱり
中原じゃないとダメなんだ。
大好きなんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…