「もういいよっ!斎藤君のわからずや、
大っ嫌い。」


私は、こうやって

どんどん周りの仲間を失っていくんだ。

傷つくリスクを、

少しずつ無くしていくんだ。


五時間目と六時間目の間に
荷物を持って帰ることにした。


真優ちゃんにはしっかり謝っておこう。


話の途中に逃げ出したんだから。