「無理に泣き止もうと思っても無理なら、いっそのこと泣きまくった方がいい。そしたらスッキリするから。」


ぅわぁ。。いつの間に?!


気付いたら目の前に斎藤一也が
真っ白なハンカチを差し出して立っていた。


「これ使えば?」


同じクラスの人にハンカチを借りるなんて最悪。

こんなときにも私の女子力の無さに
後悔するはめになった。



恥ずかしいです。