こうしてまた、 新しい彼女が出来た。 高2になって 十何人目かの今回は 後輩の冬美。 当然俺は 好意なんか 持ってない。 「零センパイ!」 ある日の昼休み。 いつも冬美が 俺のクラスに来んの、 で、毎回 言われるんだ。 『今度は あの子にしたんだ。』