私は急いで準備をして家を出た。


「いってきまーす!」


ドアを開き思いっきり深呼吸。


私は今日から高校生。


どんなことが待っているのだろう。


私は歩き出した。


学校に着き、知らされたクラスへと
向かった。


うわぁ…皆知らない人ばっか…


私は自分の席に座った。


「奈々美ー!」


後ろから肩を叩かれ声をかけられた。


「うちと奈々美同じクラスだね!」


虹は嬉しそうに言った。


虹は小学生からの同級生で、中学
では1番仲良くしてくれた友達。


弱い私をいつも助けてくれるのだ。


「虹と同じクラスで安心した。今年も
また1年よろしくね!」


私は虹の手を取り握手をした。