次の日は
いつもは気にしない髪型だって
気にして登校した。
いつも通り
ガラガラって凄い音が鳴る教室のドア開けたら....
[隼人と小鳥遊は付き合っている!!!]
って黒板に馬鹿でかく書いてあって
教室に入った途端女子からの
痛い視線を受けた。
隼人は先に来てたらしく男子に冷やかされていた。
「隼人くぅーん!小鳥遊さんとはラブラブですかぁ?」
「キスした!?www 」
「小鳥遊まじありえないんだけど。」
「ブスがでしゃばるんじゃねーよ」
「地味子は身の程分け前ろよ。」
「うっぐすっ隼人くんのこと好きだったのに...っなんであんな...っ」
ガタンッ
凄い音がして振り返ったら
隼人が机を叩いて立ち上がった。
「は?w お前らまじなめてんの?」
隼人なんていうんだろ...
「誰がこんなブサイク女と付き合うかっつーのwww ネタかよwww 」
え、嘘でしょ?だってあの時言ってくれたじゃん
「は、隼人...? 嘘だよね?だってお前しかいないって好きだって昨日言ってくれたよね?」
心臓がドクドクいってる。
汗が溢れだしそうだ。
「今日も一緒に帰るんだよね? 隼人...!! 」
「隼人まじかよwwこんなぶすと?」
「隼人くん嘘でしょ?なんで!?」
「...小鳥遊さあ」
え、なに...
「なんか勘違いしてねえ?」
「え...? 」
「お前のこと好きなんていってねえよ!勘違い気持ちわりぃ」
...え?隼人そんなこと思ってたんだ。
隼人は他の男子と違うと思ってたのに...
頭がくらくらする。
何がなんだかわかんない。
そこからスローモーションのように
膝から崩れていく。
「すず!」
菜々花の声が聞こえたけど、
遠のいていった。
バタッ
... そこから私は
前よりも陰湿でひどいいじめをされた。
初めはすれ違ったときぶつかられたり
消しゴムがなくなってたり...
嫌だったけど我慢できた。