雑に破られたノートの切れ端… 私はそのメモとプリントを貰って、すぐさまメモに書かれている字を読んだ。 昨日はごめん。 まだ話す気にはなれないんだ。 気持ちの整理がついたら話すから。 と…――――。 私がしつこすぎただけだ。 真紘くんが謝る必要なんてないんだ。 もうすぐ授業が終わる。 直接、もうもう一度謝ろう。