なのに次の日、私は何故か教室に入れずにいた。 ”大丈夫 ”って思ってても、きっと心のどこかでブレーキをかけているのかもしれない。 教室のドアの前で目線を自分の足元に落とし、制服のスカートの裾をギュッと握った… そして目を閉じた時… 『彩葉そこ邪魔。 教室に入れねーし。 てかなんで入んないの?』