その一言で一気に場が凍り付いた…


今までにない、冷たい眼差しで私をじっと見ている…





「どうにもならない…よね」





そうだ。


別に真相を知ったところでどうにもならない。


何もしてあげれないし、変わらない…





「ごめん…」





私はどうしていいのかわからないまま、鞄を持って教室を出ていった。