『失礼しました』


「しっ、失礼しました!」





職員室を後にし、下駄箱でローファーに履き替える。


辺りはだんだん暗くなってきた…


この時間帯は寒い…。





『お前って電車?』


「うん」


『一緒に帰るか?』


「えっ…うん!」





私は一歩先を歩く神代くんのとなりに行った。


なーんだ、本当は優しいんじゃん!