そう思ったつぎの日、事は起きてしまっていた…


昨日のバイト中に突然倒れたらしい。


穂尭からそう連絡があり、つぎの日の土曜日私は真紘に会いに行った。




「真紘…」




家に着いて、真紘のお母さんに挨拶をし部屋に入るとベッドで寝ていた真紘…


真紘のお母さん曰く、ただの疲労だったみたい。


だけど…だけど…




『彩葉!?』


「ばか!」




急に連絡もせずに来た私を見て驚いて、飛び起きた真紘。


ずっと寝てたんだ。


髪ボサボサじゃん…