そのまま辺りが暗くなるまでベンチに座って、たくさん笑いあった。


そして時刻は18時になり、二人で駅までの道のりを歩いていく…



『寒くない?』


「大丈夫!」




だって手…繋いでるから。


多少寒くても大丈夫。


辺りが暗く、街灯だけが道を灯してくれる。




『最近よく笑うね?』


「んーそうかな?」


『ほぼ毎日彩葉を見てるからそのぐらいわかるよ』




嬉しい!


ちゃんと私を見てくれているんだ。


真紘の瞳に私が映るだけでドキドキするんだ。