『彩葉!』
名前を呼ばれ立ち止まった彩葉…
風で彩葉の髪が揺れる…
「何?」
『さっきはごめん!』
振り返ってくれないよな。
ずっと下を見ている…
振り向いてよ…
「だったらもうあんな事言わないで」
『ごめん…』
「私はただ、みんなで笑いたいだけなの…」
泣いてる…
俺はただ泣いて震えてる彩葉を見てる事しか出来ないのか。
なぁ、動けよ…
泣いてる彩葉を見過ごすのかよ…
この時あいつならどうする…
-真紘 side end-
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…