無理矢理聞きたくない。


他人の私が入ってはいけない話かもしれない。


隣に立つ碧斗の横顔を見る…




『ごめん…』


「何?」


『俺の事は気にしなくていい…
だから真紘のところ行けよ。』




横目で私を見る碧斗…


迷惑…だよね。


お前には関係ない。

そう言いたいのだろう。




「ごめん…」





それだけ言って真紘達のところに戻った。


3人が楽しそうに話す中、真紘は私を見て『どうかした?』って聞いてきた。




「なんでもないよ…」


『嘘はいけないよ?
まっ、あいつの事はほっとけよ…』





えっ…