「ごめん、ごめん!穂尭!」 碧斗の腕を引っ張りながら教室に戻ってくるなり謝るなっちゃん。 碧斗は壁に持たれてジュースを飲んでいる… なにか難しい顔してるし。 『デートで許す!』 「はぁ!?ちょ…まぁわかったよ」 『よし!』 なっちゃんは穂尭の隣に座り、にっこり微笑んだ。 話の内容が気になる! 『彩葉、食べないならもらうよ?』 「え!?」 私が持っていたメロンパンを一口食べた真紘。