次の駅で私の手を引っ張り、電車を降りた碧斗… 泣く私の腕を掴み、雨の中歩いていく… 階段を上がり、碧斗は財布に付いてある鍵でドアを開けた… 『まぁ、入れよ』 碧斗に背中を優しく押され、中に招待された… ソファーに座らせられ、タオルを頭の上に被せられた。 『ブレザー…貸せよ』 「ごめん…」 言われるがままブレザーを脱いで渡すと、碧斗はハンガーに吊るした。