藤崎さんは第一印象、明るそうな印象だったけど何処か虹を見つめてるとき哀しそうな顔をしたように見えた。


胸まで伸びた黒髪で、少し伸びた前髪を左に流していた。


やっぱり似てる。




『たまたま会っただけだよ?
というより俺が勝手に引っ張ってしまった』





俺の様子を見て納得したのか笑って『そっか』と呟いた。


穂尭は冗談を言い合える友達の1人だ。


”友達は大切に ”って本当、その通りだろう。



次は虹、いつ見られるかな…?






―真紘 side end―