それから、俺と華加は別れた。
あいつは、最初っから俺なんてどうでもよかったんだと心の中でずっと思ってた。

「ねぇ、天佑寄り戻さない?ワタシやっぱり天佑の事が好きなの」


なんで、今になってくるんだよ!

「ふざけたこと言うんじゃねぇ」


こんな女みたくもねぇ、

「どーせ、本気じゃないんでしょう?未來ちゃんと遊んでるだけでしょ?」


「遊んでねぇ、俺は本気だ!お前とは違う!」


「ふ〜んそんなにあの子が大事なんだ〜」

なんだこいつ前と雰囲気が違う髪が伸びたせいか?
なんか前とは違う。

「じゃあ、ワタシ天佑の事諦めないからどんな手を使ってでも、天佑を手に入れるから」

そう吐き捨てて、あいつは屋上を出て行った。


もう俺は、お前なんて眼中にない今は未來しか映ってないんだ!