天佑side

なんで、なんであいつが転校してきたんだ。もう、あいつとは、関わりたくねえのになんでだ。

「碓氷くん…今ちょっといいかな？」

誰だ、コイツ？
あぁ、告白かめんどくさい
今は、そんな気分じゃねぇのに

「用件は何かな？」

「あの…えっ…えっとその…わっわっワタシ前から碓氷くんの事すっ好きでした
もし、もしよかったら私とつっつきあって下さい！」


やっぱりな
今は、未來がいるからダメだ


「ごめんね、もう僕大切な人がいるからごめんね。」


「そっそっか、じゃあね」

やっと終わったなんか、頭に中がこんがらがっててよく聞いてなかった…
ヤバい華加のことを思い出す。

ガチャッ

屋上のドアが開く音
誰だ？
！？

「なに？また女でも振ったわけ？天佑」

「はっ、華加！」

最悪だこんなタイミングで、来るなんてマジで最悪だ。

「元気天佑？」

「…。」

「今は、未來ちゃんと付き合ってるの？2人を見てるとその関係をぶち壊したくなるわw」

「何言ってるの君？てか誰？」

話したくね

「あぁ、天佑寄り戻さない？ワタシやっぱり天佑が好きなの！」

「ふざけたこと言うんじゃねぇ」

「どーせ、本気じゃないんでしょ？未來ちゃんと遊んでるだけでしょ？」

「遊んでねぇ、俺は本気だ！お前とは違う‼︎」