「ありがとうございます!
佐藤 柊真 ( サトウ シュウマ ) です。」

「柊真君か!!
うちは、斎藤 紬!よろしくね〜」

「はい!ありがとうございます!」

「うん!じゃあね〜」

今時の小学生には珍しい、素直で可愛い子だな。

「何ナンパしてんの、紬」

「え、あ、してないしっ
ちょっと可愛いなーって思って、飴あげたくなっただけだしっ」

「あっち側からしたら変出者だよ(笑)」

「え、最悪(笑)」

ちょっと、ドキッとした。
変出者って思われたら嫌だな。