「カナー!おーい、カーナ!」



うーん、うるさい



「おい、早く起きやがれ!!」



ボスッ


布団の上から思いっきり殴られた



「……てめぇ」



寝起きのため普段より低い声の私



「ちょ、タンマ!カナ?落ち着こう?」



目の前で慌てまくってるのは長谷川美麗

一応幼なじみで親友



「まぁ、いいや。……いま何時?」


「あ、えっと、8時半」