俺は結局、人に愛されない運命みたいだ

もう、これ以上関わると面倒かもしれない。彼女もそう望んでいるならば。

でも何か引っかかる。

何があったのか、とか。

しかも、

今休んでいるというね!

なんだよもう…

相変わらず人間は嫌い。

でも彼女は違った。

理由がわからずに。

何故なんだ。考えてもわからない。

もやもやするこの感情の答えは一体?

「あ、樹坂君」

「はい」

考えていると、担任がそこに来た。

「これ、柚花さんに届けてあげてほしいの。お願いできる?あ、転校生だから
他の人に回してもいいんだけど」

「いや、行きます。」

「ありがとう!助かるわー!」

彼女の家に、行ってみよう。