「おはよう水瀬君」

そう言って微笑んでスルー。

そのまま靴を履き替える。

「なんか交わされた!
虚しーーー!!」

「…バーカ」

風雅がそう言って邪魔邪魔、と払う。

「お前ー!!親友に対してなんて扱い…!」

「お前って親友だったのか」

「わー!風雅が酷い!」

そう言って私の肩に頭を乗せる。

「ちょ、ちょっと…「…翔?」

「わーわー!!ごめんなさい!!!」

風雅の声に、

水瀬君は慌てて私の肩から頭を下ろした。

もう…なんだっていうのよ。