「でも結芽、今日からおばさんいないんでしょ?家事とか大丈夫?」

奈津がそう言って

心配そうな表情をする。

「あ、大丈夫。慣れてるし、
私ほんとに家事大好きなんだっ!」

私はそう言って微笑む。

「へー、そりゃ将来いいお嫁さんになるだろうな〜、俺がもらおうか?」

水瀬君がそう言って風雅が思いっきり睨み、

奈津が再び頭を叩く。

「バカ!あんたが言わなくても
結芽なら何人でも候補できるわよ!」

「ははは…そんなことはないと思うけど…」

その後も奈津と水瀬君はギャーギャー言い合い、

随分賑やかな昼休みを過ごした。