トクン…

久しぶりの感覚に懐かしさを覚えて

なぜか胸が高鳴った。

「なにかあったらすぐ電話してね?」

「は、はい。あの、いつからですか…?」

「明日からなの」

「えぇぇ!?」

きゅ、急だなぁ…

「そうですか…。わかりました!
家事は任せてくださいねっ」

「ありがとう〜!!」

私はにっこり微笑んで

鞄を置きに部屋に入った。