「…母さん、KY。
いいとこだったのに」

「あら、ごめんなさーいっ。
じゃあごゆっくりね〜」

おばさんはそう言うとニヤニヤしながら去っていく。

っていうか!!

「り、理玖!?見てたの!?!?」

「見て欲しくないなら部屋いきゃいいじゃん」

理玖はそう言ってやれやれと首を横に振って呟く。

「…今の風雅が俺なら…百合にはそうする」

「…!?!?!?」

ゆ、百合って…

「まさか理玖!!」

「//////…じゃ、ごゆっくり」

理玖はそう言うと今度こそ部屋に入っていった。

私と風雅は気まずい気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいで、

かぁ////と頬を染めたまま、しばらくずっとそこにいた。